STRUCTURE 構造

エコと万一の際を考えた、構造・躯体

建物の構造・躯体がしっかりとしていなければ、様々な障壁が生まれます。リーフィアレジデンスは、国の建築基準に加え独自の施工標準が設けられていて、それを守ることで、いつまでも安心して住み続けられる住空間が造られています。
また、マンションのエコは、先進エコ設備を導入するだけでなく、建物の構造・躯体を工夫することでも取り組まれています。リーフィアレジデンス世田谷砧では、外からの熱を入れず、中の熱を逃さなくして断熱性能が高められています。


1 地震の揺れに強い溶接閉鎖型フープ

柱の鉄筋には、つなぎ目を強固に溶接する溶接閉鎖型フープが採用されています。一般的なフック付フープに比べて粘り強く、耐震性の高い構造になっており、地震の揺れにも強い強固な建物に仕上げられています。
※一部除く

2 高い強度のダブル配筋

建物の鉄筋を格子状や箱状に組み上げる行程で、床や耐震壁の鉄筋を必要に応じて二重にするダブル配筋が採用されています。これにより、コンクリートのひび割れが起きにくく、シングル配筋に比べて高い強度と耐久性が造られています。

3 サビ・ひび割れを防ぐコンクリートかぶり厚

中性化と鉄筋のサビによるコンクリートの腐食・ひび割れを防ぐためには、鉄筋を包むコンクリートの厚み(かぶり厚)が適度に確保されている必要があります。リーフィアレジデンス世田谷砧では、JASS5で規定されている最小かぶり厚プラス10mmを設計かぶり厚さとして設計されています。そのため屋外の土に接していない部分の柱・梁・耐力壁で、耐久性上有効な仕上げを施す場合の設計かぶり厚さは40mm等で施工されています。

4-1 耐久性の高いコンクリート構造

床や柱などの躯体(鉄筋コンクリート部)には、30N(ニュートン)/mm²の強度の高いコンクリートが採用されています。その数値はおおむね1m²のコンクリートに対して3,000トンの圧縮に耐える強さになっています。強度が高く、緻密で中性化しにくく、耐久性の高いコンクリート構造とされています。
※日本建築学会の鉄筋コンクリート工事標準仕様書(通称JASS5)に基づき大規模補修不要予定期間が100年(理論値)と想定されています。
※表記の数値は、コンクリートの耐久性のみを示した理論値で、マンションのメンテナンスが100年不要ということではありません。
※杭・外構工事を除く

4-2 コンクリートの劣化を防ぐ水セメント比

コンクリート強度と耐久性を左右する水セメント比 (セメントに対する水の比率)を50%以下に抑え、より高いコンクリート強度で施工されています。水の比率が高いと、コンクリートの中性化が早まり、コンクリート自体の寿命を縮めてしまうことになります。これを防ぐために独自の基準を設け、配合の段階から劣化の軽減が図られています。
※杭・外構工事を除く

5 サッシの遮音性能・ガラスの断熱性能

遮音性能にすぐれたT-1等級のサッシを採用し、音に配慮されています。また、ガラスは断熱性能にすぐれ、結露対策にも有効な複層ガラスが採用されています。
※外部の発生音により室内の音環境への影響は異なります。
※サッシ等級値は、JISで定める音に関する評価基準であり、実際に取り付けられた住戸では、その等級値と異なっている場合があります。
※実際の住戸では通気口その他の開口部があるため、遮音性は取り付けられたサッシの遮音性能より低下するのが通例とされています。

6 上下階の住戸に対する防音対策

床材を防振ゴム付の支持脚で床スラブから浮かせた二重構造が採用されています。床材の床軽量衝撃音低減性能は⊿LL(Ⅱ)-3とされています。また天井も二重天井にし、配管を直接スラブに埋め込んでいないため、メンテナンス性の向上とともに、リフォームにも対応しやすくなっています。
※⊿L等級は床材の衝撃音レベル低減量の試験結果によって表示される等級です。
※実際の建物の床衝撃音レベル低減量は躯体性能や壁際・開口部の納まりによって変化しますので、⊿L等級と一致していない場合があります。

7 パイプスペースの遮音対策

住戸内排水竪管の通るパイプスペースで、居室に隣接する部分には、排水竪管にグラスウールと遮音シートを巻き付けた上、石膏ボードを2枚貼り※とした遮音対策が施されています。
※配管・配線の関係で天井内・床下の壁部分に一部開口が生じます。

8 隣の住戸に対する遮音性能

鉄筋コンクリートで約220mmの厚さを確保し、遮音性とプライバシーに配慮されています。

9 居室の遮音対策

居室と他の居室間の壁※1は12.5mmの石膏ボードが貼られています。また、居室と水廻りの間の壁※2は、石膏ボードを片面2枚貼りにすることによる遮音対策が施こされています。
※1 配管・配線の関係で天井内・床下の壁部分に一部開口が生じます。
※2 居室とユニットバスを除く。

高い耐震性を確保した、基礎構造

マンション地下に造成した杭で建物をしっかりと確実に支える杭基礎工法が採用されています。地下約29m以深のN値約50以上の強固な地盤まで既製コンクリート杭を30本建て込む「プレボーリング拡大根固め工法」が採用され、高い耐震性が確保されています。
※上記の画像は竣工時等の画像となります。
※上記の内容は分譲当時のパンフレットに記載されている内容を基に掲載しており、現況と異なる場合があります。